2020.09.26
こんばんは。日本維新の会 衆議院東京都第12選挙区支部長(北区・足立区・板橋区・豊島区)の阿部司です。
本日はJR王子駅北口でご挨拶しました。今日も何人もの方に励ましのお言葉をいただいて感動しました。最近声をかけてもらうことが本当に増えました。やっていることは「地道」の一言ですが、少しは報われている感じがして嬉しいです・・・。
見かけたらお気軽に声をかけてくださいね!
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今日は、財政政策・行政改革について少し触れたいと思います。
今回紹介するのは「歳入庁」構想です。
これは日本維新の会の政策の1つでもあるのですが、そもそも「歳入庁」とは何かご存知でしょうか。
https://o-ishin.jp/policy/act04/
歳入庁とは「国の集金業務を1つの行政機関で一本化して行おう」という目的の機関です。現在、日本の集金業務(徴税)を行っているのは国税庁や財務省、日本年金機構、厚生労働省などの機関です。
これを一つの機関にまとめることには様々なメリットがあります。
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まず、効率よく徴税が出来るようになり徴収漏れが減ることが見込まれます。
これにより税収が増加します。
次に、行政改革が実現します。
管轄が複雑になっている現状を壊し「歳入庁」として徴税をまとめてしまえば各地方自治体など他方とのやり取りもスムーズになるはずです。これは菅内閣が掲げる「縦割りを壊す」ということにも繋がります。(自民党はこれまでは歳入庁構想に反対してきました。)
最後に、国民の利便性がはるかに向上します。
「年金について相談したい」「社会保険について知りたい」「確定申告が必要」こんな時、今のシステムだとそれぞれ別の機関に行かなければなりません。
しかし歳入庁が創設されれば「お金のこと」であれば何でも相談できる機関が出来るのです。
これって非常に便利だと思いませんか!?
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しかしながら、それまで徴税権を持っていた各省庁がそのナワバリを簡単に手放すでしょうか?関連する権限やポストをやすやすと明け渡すでしょうか?当然抵抗しますよね。これが歳入庁の議論が進まない大きな原因のひとつだと思います。
こんなにメリットがある歳入庁なのに、この状況は勿体無いと思いませんか?
改革を標榜する菅内閣、進めてくれないかな・・・。
私たち日本維新の会も、縦割り行政解消、既得権益打破のために日々邁進してまいります。
それではまた次回!