2020.09.21
こんにちは。日本維新の会 衆議院東京都第12選挙区支部長(北区・足立区・板橋区・豊島区)の阿部司です。
本日は雨が降ることを想定し、屋根つきスポットでの街宣活動を展開。結局あまり降らずにすんで良かったです。ラストは十条銀座だったので、夕飯のオカズを買って帰りました。
十条銀座は昔近くに住んでいたときによく来ていたので、懐かしい気持ちになります。みんなあったかいんですよね。名物のお店もたくさんあるので是非一度行ってみてください!
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さて、去る9月16日に、安倍政権の総辞職に伴う首班指名選挙が国会で行われ、あの小泉進次郎さんが一票を獲得する珍事件もありましたが(もらい事故感がすごかった)、自民党の菅総裁が衆議院では314票、参議院では142票を獲得し、菅さんが総理として両院で指名されました。
指名後、天皇陛下によって任命されて発足した菅新内閣。規制緩和と行政改革を目玉政策として位置づけています。菅総理が防衛大臣であった河野太郎さんが行政改革大臣に任命し、直接「(規制緩和は目玉(の政策)だから、しっかりやれ」と指示したそうです。
ここで我らが日本維新の会の政策を見てみましょう。
大まかに言うと「日本経済の起爆剤、力強い成長を達成するためには聖域なき規制緩和で既得権益と打破し、経済の構造を変えていくことが不可欠」という考え方に立っています。
https://o-ishin.jp/policy/act06/
菅政権も日本維新の会も重要視する「規制緩和」。本日はこのワードに焦点を当てていきたいと思います。
規制緩和の話をするには、そもそも「規制」とは何か、と説明しなければいけません。規制とは、政府(国や地方が)法律、条令や省令など、その他の規則を通じて、商業活動に関わる認可や基準、届け出書類などのルールの事です。
規制は国民の安全や公正公平な競争環境を守る為にあるのですが、中には時代に即さないもの、逆にビジネスの新規参入を阻害し、経済成長を阻害し、既得権を守る為にあるの?といえるような規制も数多くあります。
イメージしやすい例としては、タクシー業界の要望により、ウーバーなどのライドシェアサービスが先進国で唯一禁止されている事や、労働組合の要望で他国には見られない、正規社員と非正規社員の待遇の違いなどがあります。COVID-19の影響で見直しが進められている「書面・押印・対面規制」などもその範疇に入るかと思います。ハンコをつかないとビジネスが進まないという・・・。
上記ケースの規制は、企業の自由な経済活動を阻害し、生産性を低下させ、イノベーションが起きにくい環境を作っています。かつて世界一であった日本の電子産業も、今ではGAFAに完全に負けており、スタートアップ企業の数が少ないのは日本の規制過剰な側面と無関係ではないと思います。
現に日本は世界銀行が毎年発行している「Ease of doing business index」(ビジネス自由度指数)では、規制の多さから、世界第29位と、かなり酷い結果となっております。なお、ランキングの上位にいる国はシンガポール、韓国、米国や香港など比較的に成長率が高い国が占めています。
今の日本に必要なのは爆発的な生産性の向上です。生産性を上げるには理不尽な前例主義に囚われて存在し続けているような規制、既得権を守る為だけにあるような規制を撤廃し、新規参入者への門戸を開き、新規事業や起業などが盛り上がる国を作る事が必要です。
菅政権の規制改革への本気度を目極めながら、既得権に支えられていない唯一の改革政党として、外から厳しく突き動していくことを目指し、頑張ります!
それでは、また次回!