2020.09.22
こんにちは。日本維新の会 衆議院東京都第12選挙区支部長(北区・足立区・板橋区・豊島区)の阿部司です。
本日はJR田端駅を出発して巣鴨に南下してからの足立区北部までを踏破するという「東京12区南北縦断桃太郎※!!」をしました。
※桃太郎とは何か?北区議会議員の吉田けいすけさんのブログに書いてあります。要チェックや!
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今日は「ロジ」について少し触れたいと思います。
先日、遊説の段取りの件で、某インターン生が先輩社会人の方に「ロジどうなってんの!?」と怒られていて、「そうそう、ロジって大事だよね・・・」と自分もよく怒られたことをしんみりと思い出していました(自分の遊説なのに人ごとのよう)。
ロジとは「ロジスティクス」の略。霞ヶ関用語集というものに意味が掲載されていたので引用します。
兵站。
旧日本軍の例を見るまでもなく、これを軽視する人間は無能。
国際会議の例で言えば、機材調達や会場内のルールづくり、会議参加者の移動経路、到着時間の管理、遅延時の対応などをはじめ、出張者の旅費管理や弁当調達、プレス対応や会議出席者のアシ/メシの手当など業務は多彩。
兵站をWikipediaで調べてみると
兵站(へいたん 英語: Military Logistics)は、戦闘地帯から後方の、軍の諸活動・機関・諸施設を総称したもの
とあります。つまりロジとは「ある仕事を実現するための諸業務の総称」といったところでしょうか。新卒で入った会社は外資だったのですがこの「ロジ」というワードを聞いたことがなく、前職の青山社中という会社で初めて出会いました。霞ヶ関特有の用語なんですかね?ボスが霞ヶ関のOBだったこともあり、この「ロジ」の大切さを叩き込まれました。
冒頭の遊説活動を例に挙げると、弁士やチラシ配りなどを行う「ヒト」、メガホン、チラシやスタッフ用ジャンパーなどの「モノ」、遊説する「場所」や「時間帯」など、思いつくだけでも複数の要素が必要です(他にももっと色々あると思います)。どれか一つでも欠けると残念な遊説になってしまいます。
・着ているものがバラバラのボランティアチーム(ゲリラ部隊感)
・チラシの枚数が少なくて、手ぶらになってしまうスタッフ(勿体無い)
・時間と場所がよく伝わってなくてみんな来ない遊説(ヤバい!)
・メガホンがなくて地声で演説する弁士(それはそれで面白いか・・・)
雑用だと思っておろそかにすると、その企画自体が成り立たなくなる場合もあるので、ロジは超重要なのです。
若手社会人の方は特に「雑用だからいいや」と思っていると下記のような恐ろしい目にあいます(若い時の自分に言ってやりたい)。
・仕事のクオリティが低くなる→信用されなくなる→仕事の機会が回ってこなくなる→仕事のクオリティが低いまま→どこまでも続く負のスパイラル・・・
そうならないために何をするかというと、まずは「仕事が成立するための段取りや要素を具体的に紙に書き出してみること」が基本だと思います。ぶっつけでやると事故ります。
チームの若い衆をあまり細かく見てあげられてないので、ブログの1ネタにすれば一石二鳥じゃないかと閃いて書きました。頼りにしてるよ!
それではまた次回!