時代の変化に対応した情報通信インフラ構築を！（2024/4/4総務委員会）

NTTが国内情報通信インフラの担い手としての役割を果たしつつ、国際競争力を強化するための政策について質問しました。NTT法の廃止やユニバーサルサービスの提供義務の見直し、外資規制の現状などのテーマについて政府と参考人の見解を求め、通信業界の公平性と国際競争力のバランスを問いました。

Q.阿部：

全国で公正な競争の促進が求められている中、電電公社から公的資産を引き継いだNTTの見解は？

A.NTT参考人：

NTT法における既存の規制を見直し、コスト構造改革や新たな成長を実現すべき。

Q.阿部：

ユニバーサルサービスの提供義務がNTTのみに課されているのは国際競争力を阻害するのではないか？

A.政府参考人：

固定電話契約数の減少に伴う赤字拡大を踏まえ、ユニバーサルサービスの提供責務について見直しを進めている。

Q.阿部：

NTT法を廃止すると競争の公平性を損なうことにはならないか？

A.松本剛明大臣：

法改正を通じてNTTの経営自由度を高めるとともに、NTTの持つ公共的基盤を考慮した公正な競争環境の確保を目指す。