2023.07.22
未就学児の入院に際し、病院から保護者の付き添いが無ければ入院を認めないと言われ、大変に困ったというお母さんの声をもとに、未就学児の入院時の家族負担を減らす環境整備を訴えました。また、病気で長期に入院生活を送らざるを得ないこども達の教育機会の確保について質問しました。さらに、認知症高齢者が増える中で、その重要性を増す成年後見制度の使い勝手の悪さを指摘し、制度の改善を求めました。
Q.阿部:
24時間保護者が付き添うことに同意しないと入院を認めないという事例が多々あると聞く。こうした状況はあるのか?未就学児童の入院付き添いの現状への課題認識は?
A.加藤勝信大臣:
事例があることは承知。ルールが現場で適切に運用されることが重要であり、実態調査結果や患者家族の意見を踏まえて、体制の在り方、環境整備について必要な対応を図っていく。
Q.阿部:
成年後見人の報酬根拠が不透明かつ高額で、弁護士等専門職の後見人は、生活面の支援をほとんどしないという声を聞くが、こうした課題への認識は?
A.最高裁長官代理:
課題を承知している。
Q.阿部:
報酬基準を国が示せないなどの制約あるとのことだが、利用者サイドが使いやすい柔軟な制度に再構築していくべきではないか?
A.法務政務官:
法務省としても、成年後見制度の見直しを検討する研究会の議論に積極的に参加し、見直しに向けた検討を深めていく。